三秀建設工業株式会社

デコスドライ



デコスファイバーとは

■デコスファイバーは、新聞紙をリサイクルした木質繊維系多機能セルロースファイバー断熱材
デコスドライ工法に使用するセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」は原料の約80%が新聞紙で、 木と同じ性質を持ち、グラスウールなどの無機質繊維系断熱材にはない多くの特徴があります。
その一つに木質繊維の中にある自然がつくった小さな空気の粒があります。硬い針金のように細く均一な無機繊維に比べ、セルロースファイバー断熱材は、様々な繊維が複雑に絡み合っています。
この絡み合った繊維が空気の層をつくり、さらにその繊維1本1本の中にも空気胞が存在しているのです。
これらの相乗効果により、一層熱を伝えにくくし、高い吸音効果を生み出します。
さらに、木質繊維がもつ吸放湿特性により年間を通じて適度な湿度を保つことが出来ます。

デコスドライ工法とは

■デコスドライ工法とは、断熱欠損の生じない乾式吹込み工法
デコスドライ工法は、柱などに通気性のあるポリエステル不織布を緩みなく張り、セルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」をブロワの空気と一緒に壁体内へ吹込む乾式工法です。
綿状のセルロースファイバー断熱材を吹込むことによって、手の届かない隅部の充填も可能。また、水や接着剤などは一切使用せず、施工密度を高めることで沈降を防ぎます。

これらにより、断熱欠損の隙間から生じる熱損失や結露被害を防ぎ、セルロースファイバーの持つ断熱性能を最大限に発揮します。

無結露20年保証・その他

■無結露20年保証
デコスドライ工法で断熱施工を行った部位に、万が⼀結露が発生し建物に被害が生じた場合、第三者機関にて原因調査を行います。その上で、結露が製品に起因する場合や原因の特定が困難な場合、無結露20年保証を適用し、保証限度額内にて改修工事を行います。

■特許やJIS規格を取得した断熱工法
デコスドライ工法は、セルロースファイバー断熱材としては初めて「建物の断熱・防音工法」として2007年に特許を取得しています。
また、同じく2007年に吹込み用繊維質断熱材の規格であるJIS A 9523もセルロースファイバーとして日本で初めて取得しており、公的に認められた断熱工法と言えるのがデコスドライ工法です。